アニメや吹き替えに声をあてること、それを全部アフレコだと思ってませんでしたか?
プリプロは知ってるけど、プレスコってなにー!
と、これは全部私の話。
アフレコはアフターレコーディングの略で、声をあてることじゃなくて、
作成された画面にタイミングをあわせてセリフを収録することなのです。
一方の、プレスコはその反対。
つまり、収録された台詞や音楽に合わせて絵を描き、アニメを制作するということ。
(ちなみにプリプロはプリプロダクションの略で本番前の録音制作のこと)
日本ではほとんどのアニメがアフレコで収録されるそうだけど、アメリカでは反対なんですって。
なぜこの話をしているかというと、劇場アニメ『亜人ー衝戟ー』の舞台挨拶に行く機会があり
そこで、声優さんが「プレスコという贅沢な方法で芝居をさせてもらえた」という言い方としていたから。
なにが贅沢なのだろう?
と思ったのだけど、ずばり、プレスコの方が演者の喋りにあわせて絵をつくるので
「自然な演技ができる」ということなのです。
あー、なるほど!
そんな気持ちで、劇場アニメを見させてもらってきたのだけど……
これ、映像なしで演技しているの!?という驚きと
これ、セリフにあわせて作った映像なの!?という驚き。
物語自体が、スピード感のある展開だったので
それ以外にもいろんなことに驚いたりハラハラしたりしてました。
原作はまだ続いているので
オリジナルストーリーでの完結。
舞台挨拶のレポートもぜひチェックしてみてくださいな。