3回みたけど、毎回感動がアップデートされる「この世界の片隅に」の話。


3回も観てきたわけ。

 

「この世界の片隅に」

 

1度目は渋谷ユーロスペースで。まさかのその翌日に2度目をお台場で。

そして、昨日(もう一昨日か)は新宿ピカデリー。

 

一度目はどこでみてもいいけど、

それ以降は大きい映画館でいい音で観るのがいいと思う。

 

それくらい、登場人物のつぶやきや心の中の声が

じんわりじんわりと胸に広がる映画だったのです。

 

学校でも観たらいいと思う。そんな映画。

日常がだんだんと戦争に向かっていくことの、自然さがすっごく怖い。

「大事(おおごと)だって言ってたころが懐かしい」っていうくらい気がついたら戦争に飲み込まれてるなんて怖すぎる。

いつの間にか自分も周りも普通じゃなくなってることに気がつくなんて、想像するだけでゾッとする。

 

こうやって毎日を過ごしてる間に

戦争に向かっていくのかもしれないけど、

今回の映画がクラウドで支えられていたみたいに

正しいものを選ぶ力を人間が持っていると信じたい。

 

警告であり、希望。

もう1回くらい映画館でみたいな。

 

 

日常がひたひたと進んでいく映画だけど

すごくテンポがよくて、

情報量も多いから、何度みても考えさせられることが多い作品だと思う。

何年たっても、この映画を観ることで

「人はこういう風に国に人生を巻き込まれていくんだな」って思えるように

大事に見続けないとダメなんだと思ったよ。

 

 

それにしても

私は水原哲一択だったけど、

会社の子は北條周作派だったらしい。

「なんでだと思う?」ってふみそに言ったら、普通に「いや、好みの問題でしょ」って言われたよ。。。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です